建築用語 赤道(あかみち)

土地を調べていると、よく赤道(あかみち)に当たります。

良くご存じない方も多いかと思いますので、簡単にご説明します。

 

赤道というのは、道路法が適用されない道路、即ち法定外道路のことで、

かつては登記所に備え付けられた公図に赤色で着色することが義務づけられていた

ことにより、「赤道」や「赤線」と呼ばれるようになりました。

(つまり道路法の認定道路ではありません)

 

この赤道はその形態により里道(りどう)、農道、獣道、間道、路地、脇道などと

称されていますが、「里道」が一般的に使用されているようです。

小道 イメージ

 

里道とは、昔から自然発生的に生まれた道で、農作業に使われていた道や、

山に薪取りのために通じていた道、集落内の往来に使われていた道などを指します。

里道と言う名称は明治時代に従来の道路の等級を廃止し、一般交通の用に供される

道路を国道・県道・里道に分類したことにより生まれた名称です。

 

その後、旧道路法が公布され、里道のうち重要なものが市町村道として認定されたため、

現在の里道(赤道)が取り残されたのです。

 

これらの道路は明治以降の道路関係法令上、道路としてその設置、管理について

規定されることなく、管理者がはっきりしないまま現在に至っています。

しかし基本的には里道(赤道)の所有者は国(建設省)であり、維持・修繕等の機能的な

管理はその所在する市町村が行うことになっています。

 

里道は全国各地に散在しており、建設省が行った調査によると、

全国に約4,300平方キロメートル程度存在するものと推定され、

この面積は山梨県の面積とほぼ同じだとのことです。

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なお、公図上で青く着色されていた敷地は青道(あおみち)と呼びます。

青道とは、昔の公図で青く着色されていた道路敷地です。

 

公図上には存在しますが、地番の記載がない河川または水路の敷地を指す言葉です。

 

 

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